カルメン ― 2020年01月26日 21:54
友人とオペラ「カルメン」を見に行きました。
かなり前ですが、「カルメン」を見たことがあり
その時の妖艶というよりも可愛いカルメンが記憶にあり
曲も好きで、おまけに札響でしょう。
すごく楽しみにしていました。
入口で渡されたパンフは、開演前に時間がなくて読んでいませんでした。
だって~「カルメン」でしょう。
粗筋も音楽も知っているし~
で、幕が開いたら何か違う。
字幕にナントカ劇場とあって(見たら消えていた)
え?タバコ工場ではないの?
出演者の衣装も、レオタードというか何というか・・・
混乱したまま見ていました。
途中で場面転換のための幕間があり(休憩ではなく)
友人が「こんな話だっけ?」と言う。
いやいやいや、私が見たのは違ったよ。
筋は同じだし、音楽も同じ、でも違う。
もう最後は、札響のコンサートを聴きに来たのよと
半分割り切り、半分諦めて見ていました。
合唱も迫力があったのですが、とにかく気に入らないの。
最後の場面で、字幕で「アカデミー賞・・・」
やっぱり、時代設定が違っていたのねと
ここでやっと気が付く間抜けぶり。
家に帰ってゆっくりパンフを見ると、ちゃんと書いてありました。
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今回の『カルメン』は、田尾下 哲による新演出。
楽譜と歌詞はオリジナルに忠実でありながら、
初めてカルメンを見る人にも素直に作品を楽しんでもらえるように 、
21世紀アメリカのショービジネスの世界を舞台にしています。
カルメンは明日のスターを夢見る女優で、
ホセはクラブを見回る警官、
エスカミーリョは大スターという設定。
迫力ある合唱、キミホ・ ハルバート振付によるダンスシーンも必見です。
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友人は初めて「カルメン」を見たようだけれど
楽しめていなかったよ。
ガッカリしていたわよ。
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