「天涯の船」 玉岡 かおる2012年01月16日 20:43


明治十七年、姫路藩家老のひいさまの身代わりになった少女ミサオと
桜賀光次郎は、神戸からアメリカへ向かう船の上で出逢った。

と、まあ波乱の幕開き。

天涯の船


身代わりとなって、ひいさまの乳母から
躾と称する折檻まがいの仕業を受けながらも
アメリカで美しく賢く成長するミサオ。

オーストリアの貴族の青年から求婚されてヨーロッパへ渡り
そのあとは「ミツコ」のような展開



そして下巻
偶然の再会が多く、
一気にハーレクインロマンスとなりますが・・・
面白く読みました。