「阪急電車」 有川 浩2012年01月19日 18:37

文庫になっているようなので買うつもりでしたが、
図書館をネットで見ると、在庫があって借りられました。

阪急電車・・・札幌に住む身には馴染みのない
でも、宝塚という地名には馴染みがある
地名よりは、それに劇場と付けたいのですけれどもね。


阪急今津線。
片道15分という電車を舞台にした連作短編です。
図書館で出会ったふたり
婚約者を会社の同僚に盗られ、その結婚式に出席した女性
祖母と孫
暴力的な恋人と別れようかと迷う女子大生
などなど、各駅ごとに乗り降り、途中下車する人々の
ちょっとした話が続きます。
そして、その後のお話が折り返しで。

サッと読めて、読後感もとても良いです。