珈琲屋の人々2011年05月02日 15:25

朝から風雨が強く、外へ出ることは出来ないほど。
アサイチでゴミを出しただけ。

ま、本でも読みましょうか。

『珈琲屋の人々』 池永 陽

この作者の本は初めてかもしれません。
図書館の本棚から、適当に題名で抜き出した本です。

ページをめくると、帯を切り貼りしてあります。

東京、下町の商店街にある喫茶店『珈琲屋』
そこは、心に傷を負った者たちが集まる交差点。
さまざまな人間模様を、情感溢れる筆致で描いた連作集。

ふ~ん、連作か・・・

最近は長編を読む根気が失せています。
連作短編集は、芯となる登場人物が決まっているので
覚えることが少なくて良いわ~(キケン!惚けへの階段・・・)

主人公は人を殺したことがあった。
それ故にか、ここに集まる人々は何かしら問題を抱えている
抱えていなかったらお話にならないけれども

夫が浮気をした元クリーニング店の妻
家業が傾き援助交際をしようかと思いつめる女子高生
寝たきりの妻を介護する夫の前に現れた心ときめく女性
主人公が殺した男の妻

情況は暗く、重い話ですが、するする~っと話は進みます。
後味もさほど悪くありません。
・・・が、最後の最後、この終わり方はイマイチ。
何しろ、私は人間がお目出度く出来ていますから
小説の中くらいは明るく終わって欲しいです。