「津軽」2009年09月05日 12:32

弘前旅行した時に友人の案内で斜陽館へ行きました。
太宰生誕100年で観光客がたくさん。
そう言いながら私もその一人!
はい、そのとおりです。

家に帰って弘前旅行の話をしていると
『《 津軽 》 は読んだのか?』と夫

「ううん、太宰はほとんど読んでいないわ。
《 斜陽 》は最初の何ページかで挫折したもの
ほら、《 お母様がスプーンをヒラヒラと 》 だっけ?
あそこしか覚えていない、あとは 《 走れメロス 》 くらいよ」

『斜陽館へ行ったのだから読むといいよ』
ご親切にも本を持って来てくれる
「うん、そうするわ」

小さな親切、大きなお世話・・・?

ところがですねぇ~面白かったの!
面白い
けれど、古い文庫なので活字が小さい。
それに、古い文庫なので(しつこいね)黄色く変色している

読んでいると目が疲れるので少ししか読んでいられない。

『それなら新しいのを買うといいよ』
「いいのよ、少しずつ読むから」
『文庫本がナンボのもんじゃ!ケチだなぁ~・・・』
「いいのよっ!」

読んでいて津軽の地理がまるで分からない、もどかしい。
弘前・黒石・竜飛は分かるけれど
あとは、う~っすら・ぼ~んやり

もともと地理は苦手。
聞かないで下さいな、ナニが得意だったかと・・・

何とか半分まで読み進み、あとは
旭川へ行く車中で読むことにした。
ウチでならばちょっと地図を手に取れるけれどなぁ・・・

ふと思いついてA4の紙に古い地図をコピーした
(新しいのは統廃合で地名が分かりにくいの、苦手の地理)
四つに折ると文庫本の大きさ、
栞のように読んでいる箇所に挟んだ。

結果、なかなか具合が宜しかった・・・

歴史的な記述は字がみっしりと並んで
目がちらちらしてちょっと辛かった。

一番面白かったのは、お客を歓待する場面
読みながらクックックッと笑った。
太宰で笑うとは思わなかった。
クライマックスは小泊ですね、最後の最後。

以外にも面白く読めました。