日々の暮らし

カセットに残っている声

まだよく口も回らない息子の声
パパ～
ママ～
ハーレルック、ジャジャジャン（何のことだか？）

その相手をする声
どこから出ているンだと思う優しげな声

いえ、私ですけれど。

長女と次女の声
録音しているので何か、何かしなくては・・・と
わざとらしく3人で喧嘩したりしています。

今年は雪が少ないですね。

買い物に出かけると、歩道の雪もほぼ溶けています。
後は、除雪で積み上げた雪ですが
その山もかなり低くなっています。

桜が咲く時期も早まるかもしれません。
こちらは、梅もほとんど一緒に咲きますが。

昔の話になりますが・・・
こういう話をしだすと次女の《からかい口調》が聞こえるようです。

「それって夢さんが大奥にいた頃？」
「旧石器時代の頃？」

やぁねぇ～そんな昔ではありません。
明治・大正でもありません。
一応昭和でございます。

当時、入学式は小学校が4月1日、中学校が4月2日でした。
4月2日の朝、外を見ると雪が積もっていました。
それも大雪！

田舎のことで、除雪が行き届いているわけでもなく
大雪で人も通らず（人口も少ないし）
晴れの入学式、母は着物に羽織姿でしたが
しばし考えて、もんぺをはき長靴を履きました。
私が長靴で先に歩いた後を母が歩きますが
パッパと歩けるような雪の量ではなく
かなり苦労して学校まで行きました。

雪は膝近くまで積もっていたような気がしますが
思い出の中で、余計に積もらせたのかもしれません。

そのうちに友人に確認してみたいと思いますが
「なぁ～んも、雪なんて積もっていないよ！」と答えが返ってきたら
記憶の中では、晴れ着姿の母の前を歩いて
長靴で雪を踏みしめて（獣道みたいなものですが）道を付けて
なぁ～んて健気なんだろう・・・と良い気分でいるので
友人に大雪を否定されたら
私、しばらく立ち直れないかもしれないので
なかなか確認できないでいます。

そのうちにね。