思い出話から2008年04月27日 12:34

お茶と頂き物のお菓子を出して
「これヨーチって言っていたよね」と夫に聞いたら
「さあな・・・」

そのあと少ししてから
「大体私の小さい時にはお菓子なんてなかったな・・・」って。

夫が小学校に入学したのは終戦の翌年、昭和21年。
モノのないときで、姉のお下がりのランドセルを背負い
入学式に行ったと言う。
「おねえさんの?じゃぁ赤いランドセル?」
「いや、黒だった」

入学した時に住んでいたのは漁村で
なかには魚箱を背負っていた子もいたとか。
「魚箱?えぇーーー?」
トロ箱と云う普通の木箱は知っているけれど
あれを背負う?どうやって??と思ったら
「違う、違う・・・」と大笑い。
ニシンを浜に担ぎ上げるための背負い箱で、
後日ニシン番屋へ行った時に現物を教えてもらいました。
ふ~ん、あれか・・・
あれなら実際に使っているのは見たことはありませんが
前にもどこかで見たことがあったような・・・(開拓の村かな?)

5年違うと大違い。
私のときは貧しいながらもランドセルがありました。
それにベレー帽を被るのが流行っていました。