「仏果を得ず」 三浦しをん2012年04月07日 17:14

修学旅行先で人間国宝笹本銀太夫との衝撃の出会いを機に
文楽の世界に飛び込んだ健。
文楽に情熱を傾ける若手大夫の奮闘を描く青春小説。
青春小説とありますが、主人公はちょっと年のいった30歳(くらい?)

健は、ある日師匠から変わり者と噂される三味線、兎一郎と
組むように言われる。
健は悩み迷いながらも徐々に力を付けていきます。
義太夫を語るにも、その登場人物の内面というか
人物像を理解した時に飛躍的に上達するんですね~

健(タケル)太夫、頑張れ!という気持ちになります。



文楽は全く知らない私が読んでも面白かったです。
札幌では公演自体が余りありませんしね。

でも、かなり以前ですが次女と見に行った事があります。
その頃、日本の伝統芸能鑑賞月間と称して
雅楽や文楽、落語とかを続けて見に行っていましてね。

演目は「仮名手本忠臣蔵」(多分?)

勘平が鉄砲で舅を撃つ場面(多分?)と
由良助が一力茶屋で放蕩していて
密書を盗み読まれそうになる場面(多分?)
(?)が多いですがはっきり覚えていないのです・・・

この本を読んだ後なら興味深く鑑賞できたのに
惜しかったわ~

コメント

_ 釈千手と申します ― 2012年04月07日 18:27

私も読みました。とても面白く文楽(人形浄瑠璃)の見方が変わりました!

_ 北の夢 ― 2012年04月07日 20:33

今ならもっと面白く鑑賞できたのにと
残念にも思います。

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